大好きなひとがもっと輝くために。

『楽しくて仕方ないから辞められない』

『PARADE』の感想

「PARADE」というタイトルで私が想像したのは、キラキラしたファンタジー溢れるコンサート。既存の曲で言うと、"PuppyBoo"とか"愛のシュビドゥバ"とか"DREAMAR"とか。とにかく私の好きなやつ。多分みんなも好き。(☜)I/Oのアリーナツアーでの10周年メドレーのようなキラキラした演出が映えるコンサートになるのかな?っていう想像だった。

 

だからリード曲が解禁になって「獣と薔薇」を聴いたとき、想像と違いすぎて驚いた。でもWリード曲の「パレードが始まる」こっちは私が想像していたPARADEのイメージそのもの!この対極した2曲が今回の軸になるのだと思ったらワクワクした。

公式(ウルぷぅ)の曲解説で"色々なことを経てパレードが始まる"と言っていて、"妖艶"というコンセプトでガチガチに固めながらも、そのストーリーが終わると私たちが好きなJUMPも見せてくれるのかなと思ったら楽しみで仕方なかった。

 

私の想像としては、前半に獣と薔薇を含む魅惑のPARADEを披露して、後半パレードが始まるをきっかけにキラキラしたPARADEが始まって、最後パレードは終わらないで終わるコンサートになるのかな?、なんて大まかなイメージを持っていました。

 

 

 

あとはユニット。シングルのカップリングではありながらもユニット打ち合わせのDVD特典までついていて、その中でやぶひかはコンサートでどう見せるかについて詳しく話し合っていた。C&Rやお客さんの反応を想定したラップのクオリティ、衣装までも話し合っていて。どこにやらない選択肢があったか未だにわからない。

正直GoFighterはやぶひからしいかと言えばそうではないし、やぶひか担が求めていたやぶひかではなかったと思う。はじめて聴いた時感じたのは、やぶひからしい王道の歌謡曲が良かった…というのが正直な気持ち。でも、今回ユニットっていうくくりだからこそ新しいものに挑戦したいと思って考えてくれたGoFighter。聴けば聴くほど好きになっていった。なによりも打ち合わせでも言っているお互いへの課題が込められたこの曲がすごく好き。そして今のやぶひかが歌う強めの歌詞がすごく聴きたかった。

 

 

 

 

またまた前置きが長くてすいません!!以上をふまえた上で、今回のコンサートについて色々言いたいことがあります。セトリについては前記事でまとめているので、その他のことについて書きます。

 

 

 

 

 

 

まず1番に言いたい。声を大にして言いたい。

 

 

 

 

 

なぜ、ユニットなかった??????

 

 

 

初日、薮担の友達と入りました。ユニット発表から初日までずっと2人でやぶひかユニットを見れることを楽しみにしてた。曲を聴いたときからたくさん感想を言い合って、すごく楽しみだねってずっとユニットの話をしていて。初日はじめてのユニットを2人で見て同じ感想を共有できることが本当に楽しみだった。なのに、なかった。これまでのやりとりを思い出すと本当に悲しい。

 

 

 

MCでも、ジュニアコーナーでも、獣と薔薇前の映像でも、アンコール前でも、ずっとずっとずっと"ユニットまだ?"って2人で言ってた。"アンコールでユニットないかな?"って言ったのはさすがに血迷いすぎてたと思うけど(笑)でもそれくらい本当に楽しみにしてたんです!!!(泣)DVDであんなにコンサートを彷彿させるようなこと言っておいて、しれっとやらないなんて許せるわけがない。やらない理由を教えてくれないと納得できない。BEST、7もなかったのに、何で?何でできなかった?ほかに披露できる場所あるの?春にコンサートありますか?薮くん舞台ですけど。

コンサート後も色々感想を言い合う中、一息つけば"ユニット…"思い出したように"ユニット…"と落胆して悲しんでいた私たちに、全やぶひか担に同情してほしい。

 

 

 

 

 

 

ふたつめ。

 

 

 

CALL&PRAYセトリ落ち。

 

 

 

私個人が今回のアルバムで1番好きな曲だったのに〜!っていうだけなら全然いいんです、外してくれたって。でもこの曲は光くんの大好きな作曲家さんに作ってもらって、光くんがタイトルを考えて、ハモりとか色々細かいところを考えさせてもらった大事な曲だよね????何で外したんですか?????フリ入れる時間なかった?????

どうしても入れられなかったんです…っていうのが分かるセトリなら100歩譲ってまあいいよ。でもさ、ウィークエンダーとかスパデリとか、その他もろもろ必要あった?CALL&PRAYよりも大事でしたか??そんなことを考えるともやもやします。

 

 

 

 

3つめ。

 

 

 

Love Equationセトリ落ち…

 

 

これこそ謎です。だって、最悪フリ入れなくてもアンコールとかで使えない???私、このアウトロで光くんの"ふりしぼれぇえぇ〜〜〜〜〜!"っていう煽りききたかった。早急に明日エルからこの曲に変更してほしい。明日エルのアカペラがやりたかったのはなんとなく分かるけど、絶対Love Equationの方がいいと思う。(これは個人的な好みか。でもアルバムに入れてる以上やる義務あると思うんだけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

口を開けば愚痴じみててごめんなさい。

でもこのコンサートで好きなポイントもたくさんあるんです。

 

 

 

 

 

私が1番好きなところは、

RWM→SUPERMAN→Entertainment→BANGERNIGHT

ダンスメドレー。

 

 

 

ただ、このメドレー、1曲もアルバム曲が入ってない。(笑)1番好きなところがアルバム曲ではないってどうなんだろう………(笑)

 

 

私的1番の盛り上がりが前半っていう……

満場一致で盛り上がるぷぅのうたも前半戦。

 

 

MC前までの流れ…というかダンスメドレー(いやヴァンパイアからにしておこうか)からMC前までまでがすごく楽しくて、あんなにワクワクしたの久しぶりで、過去一で楽しいコンサートかも!って思った。前半戦はね。

 

 

オープニングの世界観も好きだし、曲のチョイスは抜きにStar Timeの演出も好きだし、ダンスメドレーのパフォーマンスは過去一で好きだし、人間化ぷぅは可愛すぎて何度でも見たい。後半もめのうた(ボーナストラック)好きだし、、、めのうたは好き。(☜)

 

 

 

後半に個人的な好きなポイントが少ないのは置いておいて、要所要所いいなと思うところはあるし、過去一好きなコーナーもある。

 

 

でもなんかしっくりこない。セトリ順に感想書いてる中でもいいところたくさんあったんだけど、どうしてもやっぱり全てが良かったとは言い切れない。

 

 

 

なぜか、考えてみた。

 

 

 

 

後半に見せ場が少ないのはひとつの理由だと思う。ミラクルワンダーマジックが今回の1番の見せ場なんだろうと思うけど、セトリの感想にも書いた通り正直この演出をいい演出だと認識できる席は1/3もあるかないかだと思う。獣と薔薇は純粋に見辛くて迫力半減してるし、メインディッシュのこの2曲で満足感が得られないから後半の印象が薄くなってしまう。

不完全の中、UTAGE Tonightで急に盛り上がり、こちらの熱が上がりきらないままパレードが終わらない(フロート移動)で呆気なく終わってしまう。

終わり良ければ全て良しではないけど、終わりが良ければもっと全体を通しての満足度は得られたと思う。

せめてパレードは終わらないはフロート移動ではなくメインステージでしっかり観れるようにしてほしかった。

 

 

 

あともうひとつの問題はさっきも言ったけど、今回の見どころのほとんどがアルバム曲ではないところ。

Star Timeもそうだし、ダンスメドレーも。まだ初披露曲に関しては今回のツアー感あるけど、第2の見せ場であるダンスメドレーのトリが去年のリード曲なのは…。いや、意図はわかるんだけど、"PARADE"として正解なのか。

 

 


結局のところ、オープニングの感じや獣と薔薇をリード曲にしているところからもがっちり世界観固めてきているのにもかかわらず、「PARADE」っていうタイトルで"何をやってもいい"と幅広くしてしまったところがしっくりこない1番の理由かなと。

PARADEって幅広い意味合いにすることで、アルバム曲を1曲も起用しないダンスメドレーが成立したり、台湾で披露した和コーナーもアリにしてしまっている。正直言うとダンスメドレーも和もPARADEっぽくすらない思うけど。

特に和は洋館っぽい今回のイメージから離れすぎているからなくても良かったんじゃないかなと個人的には思うけど、台湾に行けてない人のためにっていうJUMPの優しさだからそこは私の感想ではなく行けてない方が良かったというのであれば正解なのかもしれない。

やりたいことや見せたいことがたくさんあるのはすごくよく分かる。でもそのせいでごちゃごちゃした、オープニングからエンディングまでが一貫しないコンサートになってしまっている気がする。要所要所の演出は素晴らしいのに、感情が追いつかない。洋館の不気味なイメージだったのに急にパレード、急にいつもの普通の曲、急に感動、急に和、急にエンディング、何もかもが急すぎる。置き去りにしないようにシングルたくさん使ったりしてくれているはずなのに、こんなにもアルバム曲の事前学習ばっちりで既存の曲もばっちりな私でも感情が追いつかなかった。

やっぱり「PARADE」というタイトルを置いて"何でもアリ"にしてしまったのは少し残念。これだけのテーマ性があったのなら、ガチガチに固めたコンサートにしてほしかった。多色を出したかったのであれば、せめて、アルバム曲の中で色を出してほしかった。シングル曲だとどうしても見栄え的に今までのコンサートと変わり映えがなくて、一部分だけはクオリティ高いけど、その他の部分が残念に感じてしまう。

 

 

 

 

 

そんなふうに私は感じたんだけど、今回のコンサートに対するJUMPの意図が知りたくて、パンフレットを読みました。コンサート終わってから読みました。

 

 

 

 

 

今回のPARADE制作にあたってパンフレットで述べてる意見の抜粋⬇︎

 

 

【光くん】

「マニアックになりすぎてしまうと、ファンの方はもちろん新しくJUMPに興味を持ってくれた人を置き去りにしてしまうかもしれない。台湾公演で初めて来たお客さんが楽しんでくれていたのをみて、突っ走りすぎるのもよくないなと感じたんだよね。だから、個性の強いアルバム曲もシングルと合わせてバランスよく配置することは大事にしました。今までのファンの方と新しいファンの方、みんなが楽しめるという意味でのパレードだからね!

今ツアーはコンセプトが立ったライブになると思うけど、その中でもとびきりかわいいJUMPもお見せするつもり。僕ら、年齢を重ねるごとにかわいいことをやりたくなっているんだよね(笑)。カッコいいことをやったら、その反動でかわいい方向にも振り切りたくなる、みたいな感じで。思春期の頃にはちょっと気恥ずかしかったことが、今は自然に楽しんでできるようになった。そして「1回じゃ足りない」「もう1回見たい!」と思わせるものにしたい。一度で満腹にさせるのは大前提だけど、「もっと!」「おかわり!」という気分にさせるライブにするので、楽しみにしていてください。」

 

 

【高木くん】

「"PARADE"にはいわゆる"行進"の他にも、いくつか意味があるんです。今回のアルバムではいろいろなことに挑戦したかったから、イメージが自在に広がる言葉をタイトルにしたくて、『PARADE』というところに落ち着いた。

 

 

【裕翔くん】

「アルバム『PARADE』の制作は既発のシングルを入れながらも、世界観を統一させることが重要課題でした。アルバムだからできる挑戦的な曲も入れたいけど、一方ではジャニーズらしい、かわいくてキャッチーな楽曲も大事にしたい。その両立は常に僕らの課題だけど、バランスを保ちながらコンセプチュアルな世界観を作るってやっぱり難しいなとあらためて思いました。

チャレンジ過剰になってお客さんを置き去りにはしたくないから安心感は必要だけど、新しいことにもチャレンジしたい。その絶妙なバランスを目指して、本番までにJUMPとしての落としどころを突き詰めていきたいですね。

"PARADE"って言葉から思い浮かぶのって、制服っぽい衣装でマーチングするような印象。きっと皆さん"パンパカパーン♪"って明るいポップな世界を浮かべたでしょ!?(笑)でもそれだけじゃ面白くない。今回のPARADEは意外とダークだし、和にコミカルとなんでもあり。「これをどう見せてくれるんだろう!?」って、コンサートへの期待値も上がっちゃっているんじゃないかな(笑)。こんなに面白いアルバムが出来たんだから、台湾で再確認した"ジャニーズらしさ"をベースに、進化したツアーにしないとなって。皆さんに「やっぱりJUMPって面白い!」って思ってもらえるようなステージにしたいし、僕らの生み出すパレードを一緒に楽しんでもらいたいですね。」

 

 

【山田くん】

「今回のコンセプトを考えていたのは、1年前くらいから。もともとモノノケとか妖怪が住む世界や、妖艶な世界観みたいなものが好きなんですよね。その好きな世界を自分が作る側になって、皆さんを誘えたらいいなと思ったのが始まり。

アルバムに関しては、世界観を表現するために『獣と薔薇』は絶対やりたかった。リード曲でパンチがあるって面白いと思うし、わかりやすいコンセプトの中でモノを作るのはJUMPとしても新鮮。『僕はVampire』以来のなりきりソングだと思うからファンのみなさんには楽しんでもらえたらなって思ってます。

『PARADE』というタイトルはライブを見据えながら、アルバム制作の話し合いをする中で決まったもの。俺のイメージする世界観をちょっと広げた感じなんだけど、正直いうと…最初に提案した『妖(あやかし)』でいきたかった思いもある。もちろん幅を狭めたり、偏ったりするのを避けるために、広く解釈できる言葉を使うのも理解できるんだよね。ただ、広げ過ぎて伝えたいことが曖昧になるのは避けたいし、世界観がないものにはしたくなかった。いや、ツアーで言えば、それでも十分楽しいと思うの。ライブってお祭り的な側面もあるから、広くいろんなことをやるのは悪いことじゃない。でも、今回は1つのコンセプトを置いて、最初から最後までファンのみなさんを、その世界の中で楽しませたい気持ちが自分の中で強かった。ただ、全員で着地点を考えるのがグループだし、JUMPは多数決で決めるのがルールだからね。今は『PARADE』というタイトルの中で、最大限できることを考える方向に切り替えた。

投げやりな意味じゃなく(笑)、本番までに組み立て直しながら、今できる最高のパレードをお見せしたいなと思っています。

それから、『獣と薔薇』のMVではメンバーがオオカミに扮したけど、ライブでも何かに化けたり、怪しい館のような空間を作ったりして、世界観を表現したいなと考え中。その館の主がJUMPで迷い込んだお嬢さんたちがお客さん、そして、館の中で夜な夜な行われるパーティーがライブ。参加型のライブを作る事は自分の中のこだわりでもあるから、皆さんはパーティーに来たような気持ちで、思う存分『PARADE』な世界をたのしんでください!」

 

 

【薮くん】

「今回のツアーは、今まで以上に1枚のアルバムの世界観を、しっかり見せるライブになると思います。パレードは最近のアルバムに比べると、少し曲数が抑え気味なんだよね。もちろん収録曲が多い方がいいこともあるけど、ライブと言うゴールを目指して作るなら、たくさんの曲を歌うことより、1曲1曲が映える作りを考えることも重要で。今回の制作はそういう意識が強かったと思う。それにライブから逆算して選んだ曲が多いから、ステージでも曲ごとの面白い見せ方ができるんじゃないかなと思っています。

"PARADE"って聞くと"きらびやか""華やか"っていう言葉が浮かぶよね。もちろん『パレードが始まる』のようなキラキラした世界観もあるけど、今回は『獣と薔薇』みたいな雄々しくて妖しいイメージが強いのかな。ライブではその世界観を大事にしつつも、いろんな意味でのパレードをJUMPらしく表現したいと思っています。やっぱり、ジャニーズって"何でもやる"ことが1つのらしさだから。台湾でも思ったんだよね。和の演出だったり、フライングだったり、あと、最近のJr.がやっているドラムやバトンを使ったパフォーマンスだったり、海パンで踊ったり(笑)。いい意味で幅を決めないのが、ジャニーズのエンタメの面白さだなって。その中でJUMPらしさを考えた台湾公演は、1つの原点回帰できたような気がします。」

 

 

【有岡くん】
「山田が描いていた世界観をもとに、アルバムのテーマ、ツアーのコンセプトに、どう落とし込んでいくかを全員で話し合っていきました。1つの世界観にがっつり振り切る作り方は、個人的には好きなんだけど、同時に難しさもあるんだよね。偏りすぎちゃう可能性もあるし、自分たちが思うものを作ろうとするはずが、逆にとらわれすぎちゃったり、自分たちを縛ったりするものになることだってある。だから、周りが見えなくならないように、バランスをとりながら作る大切さを感じたかな。

でも、実際にコンセプチュアルな世界観を作る楽しさは、とても大きくて、ライブの演出を考えているだけで、すごくワクワクするんだよね。先輩方や他のアーティストさんのライブでも、コンセプトがしっかり打ち出されたものは、見ている自分がどっぷり浸れるし、非現実的な体験ができる。良い意味で偏った世界観を作る醍醐味ってそこだと思うから、今回のJUMPのツアーでもどっぷり浸ってもらえる空間を作りたいなと思っています。
今回のツアーでもいろんな挑戦をして、皆さんの期待を裏切らない…いや、想像を超えるような演出をしたいし、1秒も飽きさせることのないライブを作りたい。そして、『PARADE』の世界観を大事にしながらも、皆さんが聴きたい曲をたくさんやりたいなって。「あの曲聞きたかった…」って思いが、来て下さった方の中に残るのは僕らの本意じゃないから。少しでも多くの人の期待、希望に応えられるツアーにできるように全力で道を走り切るので、一緒にこの時間を楽しみましょう!」

 

 

 

【伊野尾くん】
「何か作品を作るときって、単体で終わるわけじゃないんですよね。例えばアルバムを作って完結ではなく、僕らの場合、そこにはコンサートが同時にある。アルバムだけを考えるなら、マイナーな曲やかっこいい楽曲だけを集めることもできるのかもしれない。でも、やっぱりコンサートまで見据えたとき、選曲やコンセプトを考える視点も変わってくるんだよね。

今回の『PARADE』の制作が始まるとき、山田が提案してくれたコンセプトは"妖かし"とか"妖艶"っていうワードから広がる、ちょっとニッチな世界観だったの。もちろん面白くて、そこに寄せることで洗練された作品になる可能性もある。ただ、僕らはまだまだはじめての人にアルバムを手に取ってもらいたいから、あえてタイトルは一歩引いて意味を広げた『PARADE』に行き着いた。ライブでも広がりが出せるようにって言う意味も含めて。かといって、完全に引いてるわけじゃなく、"僕らの表現したいパレード"をジャケット写真や衣装や衣装だったり、MVだったりで見せているんだよね。そういう意味では、ただHey! Say! JUMPのアルバムですっていうだけではなくて、一つ世界観が加わったものになった。そこが今までとは、少し違う部分かなって思います。

中でも『獣と薔薇』は世界観を表すいい曲になったし、MVも良いものに仕上がったと感じているんだけど、個人的にはもう一方いけたんじゃないかって悔しさが正直ある。でも、そういう思いが、次につながるわけだから…ね。それから、アルバム、ツアーの話し合いをする中で、改めて感じたのは声を上げることで作品が洗練されていくということ。どんな仕事も、いろんな人の思いをまとめながら、決められた日までに形にしていくことが必要で。その時になんとなく自分の中に思いをとどめたり、億劫だなとアクション起こさなかったりすると、流れていってしまうんだよね。やっぱり、皆で意見を出し合うのは大事だし、僕もタイミングを見て伝えたい事は口にしたつもり。そうやって、みんなの声が混じり合ってできた出来上がったのが、『PARADE』の世界観になってると思います。

 

 

 

【知念くん】

「ツアーコンセプトは、2018年の時点で涼介から「来年はしっかり作り込んだライブがやりたい」っていう提案があったんです。僕はそういう強い思いがあるメンバーに、ぜひ演出を任せたかったし、ここまで世界観のあるライブをやるのは初めてだから、面白そうだなとも思いました。同時に、僕たちの提示したコンセプトが見てくれる人にハマらない場合もあるだろうな、とリスクを感じたのも確か。だから今回はある意味、挑戦だと思っています。でも無難なものを作るより、誰かには嫌われるかもしれないけど、別の誰かの心には確実に残るライブを届けたかった。ジャニーズのグループがたくさんある中で、いつも通りやっていても埋もれてしまう。そうならないために、これからも攻める姿勢は大事にしたいなと思います。

もちろん、ジャニーズのエンターテイメントも大切にしたい。台湾のコンサートでは、ジャニーさんが演出を手がけた舞台ジャニーズワールド(2012年)のような派手な演出とか、日本ならではの和のパフォーマンスを披露したんですよね。"ジャニーズの王道!"と言えるステージを作れたことで、「やっぱり僕たちはジャニーさんのエンターテイメントの中で生きているんだな」と改めて感じました。攻める姿勢とジャニーズのエンターテイメント、どちらも大事にしてステージに立ちたいなと思います。

 

 

 

まず、パンフレットを読んで、全員で話し合ったっていうのはすごくよくわかったけど、山田くんにしろ伊野尾くんにしろ各々妥協点があるのはなぁ……。うーん。9人もいるから仕方ないのかもしれないけど、最終的な着地点に対しては全員納得したものであってほしかった……って思うけど、それは理想論かな〜。詰めが甘いって思ってしまうけど……求めすぎかなぁ……。

 

 

 

 

まあそこはとりあえず置いといて。

すぐ気づけるけど、山田くんが7対1で割れたって言っていた案件はタイトル?だよね??私がコンサートを見て違和感を感じていたポイントはそこが大きかったから、山田くんのガチガチに固まったコンセプトでいくなら意味を広めずに100%妖かしで振り切ってほしかった気もする。今回はわかりやすくテーマに沿ってつくるもっと攻めたコンサートが正解だった気がする。

 

 

 

 

でも!

 

薮くんの"ジャニーズ って何でもやることが一つのらしさ"っていうのがすっっっごくピンときた。"いい意味で幅を決めないのがジャニーズ のエンタメの面白さ"………

 

 

なるほど!!!めっちゃ理解した!!!!

この薮くんの言葉で全てが繋がって全てを受け入れることができた。今、理解した。さすが薮くん。

 

 

 

ジャニーズの舞台ってそういうものだったね。ストーリーよくわかんないし矛盾が多くて頭が追いつかない。突然感動場面にワープしたと思いきや急なパフォーマンスがはじまって、感情も追いつかない。そんなことに戸惑いながらも、ダンスすごい!歌すごい!パフォーマンスすごい!!ってなる感じ。ちょっと待って、全然わかんないんですけど!!ってなりながらもジャニーズイズムに引き込まれるあの感じ。トンチキ感強いけどショーとしてはとても素晴らしい。

 

 

 

あー、まさに、これですわ。超納得。

私はジャニーズが好きだから、ジャニーズイズムを受け継いでくれているJUMPに好感を持った。光一さんがかかわってくれているということも大きいかもしれないけど!

今回は山田くんのやりたいことを尊重しながらもジャニーズらしさを意識したコンサート、ということであれば納得です。

 

そしてもうひとつ、パンフレットを読んで改めてすごく台湾公演が響いているんだなとも思いました。台湾での反響やそこから得たものをこれからに生かすのももちろん大事だしいいことだと思うけど、海外と日本は違うことも理解してほしいな〜。"海外だから"こそ盛り上がったものもあると思うから、そのあたりのバランスも上手くとってくれたら嬉しいです。

 

 

いつもこちらの反響を意識してくれていて、1度ウケたことは何度でもやってくれるJUMP。えー、また?(☜)と思いながらもなんだかんだ優しいJUMPがだいすきです!

その中にも自分たちのやりたいことや大事にしたいことを取り込んで、新しいものをつくってくれているのもわかる。から、毎回噛み砕くと、すごく好きになる。

今回も、噛み砕いて納得した今、すごく好きになってます。

 

 

 

これからも共に歩ませてください。

 

 

 

 

まずは開幕したばかりのPARADE、ここで満足せず、しっかりじっくり楽しませていただきます!!

 

 

 

名古屋、東京と年末年始にかけて公演が続きますが、怪我なく事故なく健康に終われますように!!