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『楽しくて仕方ないから辞められない』

薔薇と白鳥、グローブ座公演を終えて

薔薇と白鳥、グローブ座千穐楽が無事終わりました!光くん、高木、そして出演者のみなさま本当にお疲れさまでした。大阪公演も控えているのでまだ薔薇と白鳥の物語はもう少しだけ続くけど、ひとまず区切りとしてお疲れさまでした。

 


とりあえずまず今日の感想から!


全部を見届けてるわけではないからあくまでも私の観たものの中でって話だけど、ラスト1週間半は特に楽しかったんだけど、今日の千穐楽は特に特に特にテンションが高くて観ててすごく楽しかった!!中でも楽しい笑えるシーンの笑わせてくる感じがノリに乗っていた気がする!!

最初のシーンでジョーンと目合わせてからコソコソ窓から逃げようとするところで、気づいてない2人組に向かってじゃっ!てするところ、今日はめちゃくちゃドヤ顔でチーッス!ってやってたし、ネットに向かって「まさか~」っていうところの溜めもいつも以上に変顔の域で表情コロコロ変わってたし、お屋敷での引き受けよう!のセリフも、ジョーンとの掛け合いのところでの「全部俺のような気がする」もいつも以上に面白くなってたと思った!!

「全部俺のような気がする!」っていうセリフは少し拗ねたような感じで言ってた頃の可愛いマーロウが好きだったんだけどね!(笑)でも日々変化していくところが面白いし新しいマーロウの一面知っていけるのは楽しいし嬉しい!

パリの虐殺を書けって言われたあとのヘンズローとのシーンの最後、何回も行ったり来たりを繰り返してたのも新しい笑えるポイントだったし、ヘンズローからも登るのか登らないのかどっちかにしろって言われたり、"元々変な奴だけど今日は特に変な奴だな〜"ってセリフも生きてたように思った!

あとマーロウ抜きで好きなところもいっぱいあって、包帯ブラザーズのジャックが毎回マーロウの言い方を真似して"あぁ、お前らか"って言うところが好き!あと、マーロウと殴り合いの喧嘩したあとに、フライザーにナイフ向けられて怯えてるところに"お勘定!"って言われて、ケントがもたもた金袋取り出そうとしてるときに"はやくはやく"って背中かっちゃいてるところ可愛くて好き!あと、戻るけどお屋敷のシーンめちゃくちゃ好きで、マーロウの引き受けよう!が回を重ねるごとに何言ってるかわかんなくて、"ん?なんだろうなんだろう"ってセリフが加わったところも良かった!ずっと敬語なのにそこだけなんだろうって言うのも面白い!(笑)ヘンズローの笑い方も毎回飽きずに笑えるし拾った台本の枚数数えて◯枚!って言ってくヘンズローかわいい!!あと、気が効くウィルに、すき!すき!だいすき!って毎回少しずつ違うんだけど、ウィルへの愛情も感じるけど、お芝居の中だけでなく本当にすき!って思ってるのが伝わってきて微笑ましい!!ウィルいいなぁーーーーと思いながら毎回見てる!

あとこれは今日に限ったことではないんだけど、あ、マーロウの話に戻るんだけど、フライザーに仕事の依頼受ける時、ひとつ目のストレンジ教がやたらめったらカトリックと連絡を取りたがってて~ってフライザーが話してるときのマーロウ、"いや俺それはちょっと…いや無理なんだけど…"みたいな感じで何か言いたげにフライザーの話を聞くマーロウがいい!!そういう細部までマーロウが生きてる!!

 


…こうやって好きな場面を挙げていくとキリがないくらいここもここもここも好きー!ってところがたくさんある!!でも本当にきりがなくて収集つかないから好きなセリフベスト3位だけ言う!!!

 


第3位は「お利口さんなこった~」

ウィルがマーロウの台本を読んだ感想をかなり掘り下げて熱弁して"完璧に盗んでみせます!"って少しバチっとしたシーンの後の包帯ブラザーズが来てのアクションシーンの場面!劇場の人たちが来ちゃってウィルが「逃げましょう!じゃないと劇場のみなさんにご迷惑が…」って言った後のマーロウの一言!ロートーンというかあの言い方がすごく好きなんだよね!!伝わるかな~伝わらないよね~。でもツボなの!!!(笑)

 

 

 

第2位は「亭主が待ってるぞ」

2幕、ネッドの妻になったジョーンへの一言!一応マーロウは同性愛者だし恋愛感情ではないと思うんだけど、良き理解者というか1番身近な親しい大事な人を失った感覚なんだろうなぁ、きっと。切ない。マーロウは違ってもジョーンはマーロウのこと好きだったと思うし切ない。毎回胸がきゅーっとする。ジョーンがマーロウ好きだったっていう元々の嫉妬なのか、結婚するに当たって揉めたのかわからないけど2幕のネッドとマーロウはめちゃくちゃギスギスしてる…というかネッドのマーロウを敵視してるのが剥き出しで、エドワード2世の台本を乱雑にテーブルに投げ捨てられるところも悲しい切ない悔しい気持ちになる。マーロウ目線になると2幕は切ない。でもそれがまたいいんだよね!!切ないことばかりだけど逃げ出さずに芝居と向き合ってるマーロウがめちゃくちゃいい!!!

 

 

 

第1位は「俺は俺のやり方でケリをつける!"…じゃあな"」

最後のシーンのマーロウはベッタベタにベタにかっこいい!!!「どうにもできないことをひとりで抱えるな!言えよ。俺が一緒に抱えてやる。それだけでも十分意味はあるんじゃないのか」とか。本気の顔してかっこいいこと言うから最上級にめちゃくちゃかっこいい。さっきまで髭でぼろぼろファッションだったのにいきなり耳掛けで煌びやかな赤の服になるのもめちゃくちゃかっこいい。余裕のある笑みもまたかっこいい。ウィルが「書きたいです!今は心の底から自分の芝居を…書きたいです」って言った後の「なら書け」って微笑みながら言うところもかっこいい。その極め付けの最後、微笑みながら"じゃあな"。これがウィルとマーロウの最後のやりとりだと思ったら辛い。

ウィルがジョーンにマーロウさんどこ?!って聞いて「夜逃げよ。明日にはスイスにいるはず。ほとぼりがさめたらまた帰ってくるから」「それ本当なの?」ってあとのジョーンが泣きそうな顔してるんだけど、あれはもう殺されるの覚悟してもう帰ってこないの諭してて悲しい顔してるのかな??エドワード2世の台本託してるし、マーロウは元から殺される覚悟だったんだよね。とか色々考えて観ると本当にマーロウって熱くて真っ直ぐで強くてかっこいいなと思う!!セリフや場面にない物語を想像して、マーロウとジョーンは最後どういう会話したのかな?とか考えて、正解はわからないんだけど、いろんな解釈ができて楽しい!!

 

 

 

最後のカーテンコールの挨拶のときはいつもの光くんでカミカミだし、いっこーさん助けてー!って振って、場明るくしてくれるし、仲の良さ見せてくれるし、本当に光くんって温かくて優しい人だな~って思った!!B作さんとは肩組んで、マリーさんとは目合わせてニコニコしてて、高木とは最後の最後に思いっきりハイタッチして、最後は演者全員で手繋いで…本当に本当に良い締めを見せてもらって胸がいっぱい!!!素敵なカンパニーのみなさんとともに日々進化し続ける薔薇と白鳥の物語を創り上げてきた主演2人、本当に凄いし改めて尊敬する!!演者さん含め会場全員で大きな拍手したのも一生忘れません!!!とても素敵な空間でした!!!

 


最初は悔しいこともたくさんあって、こんなはずじゃないのにって思った日もあって、大好きなのにそれひとつで見届けられなかったり目を背けたくなったり心穏やかになれなかったり…色んな感情が複雑に交差してどうしようもなかった時期もあったけど、本当にひとつひとつ乗り越えてくれて、公演数を重ねるごとに楽しいと思える瞬間が増えていって!!光くんの成功を何よりも願って祈っていたけれど、徐々にそんなことよりも一緒に笑ったり、よし!ってなったり、物語の中で悲しくなったり切なくなったり…って引き込まれていって、最後の方は"噛みませんように…成功しますように…"なんて思うこともなくなった!!毎回楽しそうに生き生きしたマーロウを、日々変化するその日だけのマーロウを届けてくれて、あんなに悩んでたのが嘘のように完璧に創り上げてくれた光くんからお芝居への熱量と愛情と意地を感じました。本当にストイックだし負けず嫌いだし真面目な人で、何より本当にお芝居が大好きなんだなーと。改めて尊敬した!!!

 


光くんはストイックアイドルだからどんなこともマルチに頑張る上にひとつひとつに一生懸命でとことん追求してくれる人だからどんな仕事をしている光くんも輝いててすきだけど、やっぱりお芝居をしている光くん、だいすきです!!!

 


まとめてるけどまだ大阪公演が控えてるので、一瞬一瞬を大事に最後まで見届けたいと思っております!!!

 

 


光くん、"舞台に通いたい!"という私の夢を叶えてくれてありがとう。贅沢で夢のような1ヶ月間でした!!!本当にありがとう!!!光くんのファンでいられることが私の誇りで、光くんの成功が私の幸せです!!!これからもよろしくお願いします!!!